オリジナル溢れる家もいいけれど、オーソドックスなのもいい。

注文住宅を建てる時、正直辟易したのが、各パーツ選びでしょうか。各部屋や廊下などの壁紙から始まり、フローリングにドア、外壁や屋根、サッシに窓…などといったたくさんのパーツをそれぞれ、大量の選択肢の中から決めなければならないことは、本当に苦痛でした。普通は、それが楽しいのかもしれません。壁紙などは、普段でも変えて楽しんでいる方もおられるでしょう。しかし、私の家族は全員、そう言うのにあまり興味もセンスもなく、何度家族会議がケンカのようになったことか…。これにしたいというものがなく、けれど、これにしようかと出された案がいいのかどうかもわからず、また案を出した方も同じで…本当に決め手がなかったんですよね。しかし、参考となる住宅会社の見本は、どれもこれもがお洒落過ぎていまひとつ馴染めず……結局、ほとんどを同じもので選びました。各部屋ごとに変えられる壁や天井の色は、一階も二階も階段さえも同じに。外壁や屋根、玄関ドア、サッシなどは、前の家と同じ色と言う風に。正直、妥協案での選択でした。しかし、今になって思えば、それが正解だったと思います。色々選んでオリジナリティを出すのもいいですが、好みも流行りも変化するものです。数十年住む家に、そういうものは不要だなと改めて思います。結局、色々考えても、オーソドックスな落ち着いた色合いを選ぶ方が多いではないでしょうか。